Airpods maxレビュー!誰が買う?高くていらないかを検証

Airpods maxが発売されてから、最初「価格が高い」と感じた人が多かったのではないでしょうか?

今回実際にAirpods maxを購入したので、買う価値があるのか、どのような人向けなのかをレビューしていきます。

Airpods maxを高くても購入した理由

Sony のWH-1000XM4やBose Headphones 700 UCも持っているのですが、Airpods maxを購入した理由は、映画を見るときの、空間オーディオの音の立体感がすごく、ノイキャン性能も優れているからです。

夏場のイヤーパッドの蒸れもないのではという期待もこめて購入しました。

実際使ってみると、音の質が素晴らしく、映画・音楽好きでアップル製品との相性も考えると買う価値がありました。

持ち運びという点では、重さがあり、コンパクトに収納できないので、持ち運びには不向きです。

Airpods maxの外観

イヤーパッド

イヤーパッドは、取り外しがききます。アップルでまだ発売されてはいないのですが、別売り5種類のカラー6,800(税別)で発売予定です。公式ホームページにも公開されています。

汚れたときに交換ができるのは、便利ですね。

イヤーパッドは、メッシュでできていて肌触りはサラサラした感じで、クッション性もあるので耳が痛くなるということはないです。

夏場の汗による蒸れは、他社製品と比べて少ないのがいいです。

Airpods maxの音質レビュー

Airods maxの音質は、フラットな音質なのですが、ボリュームをあげていくと満足のいく音を出してくれます。

これは、SonyのWH-1000XM4よりいい音です。

今回試聴した曲

  • 鬼滅の刃の主題歌である紅蓮華
  • ブルーノ・マーズ「Just the Way You Are」
  • ヴィヴァルディ「四季」
試聴した曲 鬼滅の刃の主題歌紅蓮華
Airods max ・ヴォーカルの声が聞こえやすい
・音楽の音は、低音は抑えめで、全体的にフラット
SonyのWH-1000XM4 ・ヴォーカルの声はAirpods MAXに比べると、音楽の音の主張が強めなので、少しぼやけた印象
・音楽の音は、低音が少し強めで、全体的に迫力がある音作り
試聴した曲 ブルーノ・マーズ「Just the Way You Are」
Airods max ・ボーカルの声と楽器の音がそれぞれ分かれてクリアに聞こえる
SonyのWH-1000XM4 ・ボーカルと楽器の音を足してひとつの音楽として聞こえる
試聴した曲 ヴィヴァルディ「四季」
Airods max ・楽器の音がひとつひとつ繊細に立体的聞こえる
・ヴァイオリンの音色が際立って聞こえる
SonyのWH-1000XM4 ・楽器の音色はAirpods maxに比べると少しぼやける
・低音は少し強めに聞こえる

音の空間づくりでは、Airpods MAXのほうがいい。ボリュームをある程度あげるとその差が明確にわかります。 

Airpods maxの空間音質が他にはない特徴

今回Airpods Proでも使えるようになった、空間オーディオがAirpods maxでも体感できます。

空間オーディオは、頭の向きを瞬時に解析してくれる「ダイナミックヘッドトラッキング」が搭載されていて、映画を見ている際に、頭の位置を左側に向けると、右側から話している声が聞こえます。

頭の位置を瞬時に判断してくれるので、映画の音が360度とりかこまれて聞こえます。音の立体感をだします。
注意
Apple TVで試聴できるもので、Dolby Atomos・5.1ch・7.1chのみ対応ています。

Airpods maxのノイキャン性能

Airpods maxのノイズキャンセリングは、本体に合計8つのマイクでリアルタイムで環境音を認識しているので、ノイズ部分をけしているのが特徴です。

実際にAirpods maxのノイキャン性能試した結果、イヤーパッドがメッシュの分、耳の密閉感がSony Wh-1000XM4などに比べると、イヤーパッドが少し浮いた感じになり、僅かにノイキャン性能が足りなく感じるかもしれないです。

それでも他の機種のノイキャン性能と比べれると、満足いくレベルになっています。

無音でのノイキャン性能は、わずかに、Sony Wh-1000XM4のほうが優れているのですが、僅かな差です。

外音取り込み機能

外取込み音は、何も違和感もなく聞こえてきます。

Airpods maxの操作方法

接続方法

iPhoneやiPADとのペアリングは、とても簡単でケースから本体を出して、耳につけると接続ボタンがでてくるので、ボタンを押して完了です。

注意

iOSが次のバージョンにアップデートされないと使えないので気をつけましょう。

  • iOS 14.3 以降を搭載した iPhone または iPod touch
  • iPadOS 14.3 以降を搭載した iPad
  • watchOS 7.2 以降を搭載した Apple Watch
  • tvOS 14.3 以降を搭載した Apple TV
  • macOS 11.1以降を搭載した Mac

設定方法

待受け画面の上からしたに指をスワイプすると、Airpods Maxのボリューム画面があるので、そこを長押しするとノイキャンのコントロールボタンと空間オーディオの設定画面がでてくるのでそこで設定します。

Airpods maxの持ち運び

持ち運びには、専用ケースに入れて、持ち運ぶか首にかけながら運ぶ方法があるのですが、実際持ち運びにてきしてるいるかというと、ケースにいれると大きく、首にかけて移動するには重く少し疲れてしまうかもしれないです。

Airpods maxは、装着してみると意外と気にならないというレビューを見ますが、Sony WH-1000XM4やBose Headphones 700 UCと比べると、やはり重さを感じます。

ケースの重さ

本体の重さで385gあるので、ケース135gあるので、520gの重さを持ち歩くことになります。

Airpods maxが向いている人

  • 映画が好きな人でApple TVを使っている人
  • 音質にこだわりがある人
  • ノイキャン性能が優れているものを求めてる人
  • 持ち運ばない人

映画などは、断然空間オーディオ対応していれば迫力満点の映画が楽しめます。

音は、Sony WH-1000XM4などと比較されがちなのですが、音質はAirpods Maxのほうがフラットなのですが、音のバランスがとても優れているので、Airpods MAXのほうがいいです。

まとめ

今回、AirPods MAXを実機で試しました。

その結果、価格高いと思われる方が多いのですが、音質・空間オーディオ・ノイキャン性能を求める方は、納得のいく商品となっています。

そこまでの性能を求めない方は、Sony WH-1000XM4でも満足のいくレベルだと思います。